2次関数のグラフをかけますか?
逆に2次関数のグラフをみてその式はわかりますか?
今回は式とグラフを自由自在に行き来できたら、2次関数は余裕だという話をしていきます。
Contents
式はグラフにかいて見ると変化がわかる
数学が苦手な人は、
高校数学のメインテーマである関数を身につけようという話を、
いたるところで話しています。
関数というテーマはいわば、
式とグラフが自由自在に行き来できますか?
ということを問うているものです。
この式とグラフの行き来が自在にできるようになると、
関数が怖くなくなりますし、関数はパターン問題だらけのため確実に点数が取れるようになれます。
2次関数に出てくる例で、式の視覚化について見ていこう
グラフというのは、式を視覚化したものです。
式だけずっと見つめていても、どんな変化をするのか、
最小値はどこなのか全く見えてきません。
に対して、グラフをかけば一目瞭然で変化はわかりますし、
最小値だって求められます。
2次関数で最も重要な変形が平方完成ですが、
それをする目的もグラフをかける形に変形することでした。
2次関数→平方完成→グラフ
という流れは、2次関数の問題では1つのお決まりのパターンです。
他にも、
y=0 → x軸
x=0 → y軸
など式からグラフに視覚化することでイメージしてとらえることができます。
いま、式の話をしているのか?それともグラフの話をしているのか?
数学が得意な人は、
式とグラフの行き来が自由自在にできるので、問題をスラスラ解けるのです。
じゃあ数学が苦手な人はどうすればいいかというと、
式とグラフの行き来を意識的にやっていけばいいのです。
より具体的に言うのであれば、
いま、式の話をしているのか?
それともグラフの話をしているのか?
これを常に意識することです。
どっちの話をしてるんだっけ?と意識するだけでも、
漠然と解説を読み進めるのとは雲泥の差になります。
要は問題の解説を読んだ時に、
ああ、2次関数の式を平方完成して、グラフを書いたな。
いま、式の世界からグラフの世界に行ったな。
それは変化をわかりやすく視覚化するためだ!
こんな感じで認識しつつ解説を読んでいきましょう。
【まとめ】式と図形を自在に行き来して関数を得意になるべし
式を見たらグラフに。
グラフを見たら式に。
やろうと思えばいつでもできるようになれば、かなり数学が得意になります。
常に覚えておいて欲しいのは、
今どっちの世界の話をしているのか?
ということ。
式の世界なのか。
それともグラフの世界なのか。
常にこれを意識して関数を得意にしていきましょう。
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